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最近読んだ本の内容を紹介する書評ブログです。ビジネス書が中心です。これから皆様が読む本を選ぶ際の参考になれば幸いです。

【書評】「マンガ ビジネスモデル全史 創世記篇」三谷宏治 (著)

こんばんは、スズキです。
今日は「マンガ ビジネスモデル全史 創世記篇」三谷宏治 (著)を紹介します。

概要

 ビジネスとは結局、「誰かに対してある価値を、何かをどこかから調達・創造して提供して、収益を得るもの」なので、その要素の組み合わせがビジネスモデルとなる。世の中の強いよされる企業はすべて、その独自のビジネスモデルを持っている。本書では、そのビジネスモデルの中でも革新的なビジネスモデルを生み出した先駆的な25のモデル、45の企業を紹介しながら、ビジネスモデル革新の歴史を語った1冊です。

著者

Amazonより引用】
三谷宏治。K.I.T. (金沢工業大学)虎ノ門大学院 主任教授。早稲田大学ビジネススクールグロービス経営大学院女子栄養大学客員教授。1964 年大阪生まれ、福井育ち。東京大学理学部物理学科卒業、INSEAD MBA修了。BCG勤務ののち、アクセンチュア勤務。03 ~ 06年にはアクセンチュア戦略グループの統括を務める。現在、社会人教育の他、小中高校・大学で子ども・保護者・教員向け教育を中心に活動中。放課後NPO アフタースクール・NPO 法人3keys 理事、永平寺ふるさと大使。著書に、『CRM 』(共著)『観想力』(東洋経済新報社)、『一瞬で大切なことを伝える技術』(かんき出版)『「ハカる」力』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)『戦略読書』(ダイヤモンド社)『お手伝い至上主義でいこう! 』(プレジデント社)などがある。

私の学び

メディチ家や三井越後屋といったビジネスの始祖から近年のEC事業やアマゾンまで、お金にまつわるビジネスモデルを開拓してきた数々の事例が紹介されています。ビジネスモデルの肝である「顧客はだれか」「顧客へ提供する価値はなにか」「価値を提供できる、容易に真似されない能力はなにか」「どのように収益を得るか」、その4要素のどれが欠けても長続きしない事実を、代表的な企業による栄枯盛衰の歴史と照らし合わせながら俯瞰させてもらいました。